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「運用益がないのに高分配をつづけるのは理解できない」毎月分配型投信について

あまりに各社で大人気な毎月分配型投信、この一年で日経ではどんな風に記事に出てきているのかちょっと記事検索してみました。「毎月分配型投信」で検索したら、32 件でてきました。 その一覧は後でみていただくとして、いろいろおもしろい発見もありました。たとえば、

  1. NISAの対象は「毎月分配型でないこと」(金融庁)
  2. 半分以上の顧客は元本を食いつぶしていると知らずに購入している(金融庁)
  3. 「運用益がないのに高分配をつづけるのは理解できない」(海外ヘッジファンド)

日経はここまではっきり書いているんですね。業界よりのメディアと思っていましたが意外です。これらの各界からの厳しい指摘に対して「元本を取崩していると説明しても高分配を好む年配の顧客は多い」という東海東京証券の意見も紹介していました。

元本を取崩して、受け取る分配金は源泉徴収されるんだから年金への不安云々もないとおもう。明らかに詐欺的商品設計だと私は思います。説明の仕方だと思います。自社の商品設計力、運用能力、説明力の欠如を国や投資家の心理のせいだとしている日本の証券業界の悪い癖がでていると感じました。

以下がこの一年の「毎月分配型」で検索した記事検索の結果です。

2017/08/26 ファンド、REITを翻弄、投信決算の隙狙い短期売買、長期投資家は様子見姿勢(ポジション)

2017/08/11 相続1000兆円時代へ(下)「貯蓄から投資」に逆風、止まらぬ資産の現金化、証券、金融商品離れに苦慮。
2017/08/10 外国株型投信の残高最高、7月末公募投信、2年ぶり102兆円、日本株型、成長期待薄く。
2017/08/07 REIT――ドイツ証券シニアアナリスト大谷洋司氏、年内は1600~1700で推移(プロはこう読む)
2017/07/24 REIT――しんきんアセットマネジメント投信運用部長藤原直樹氏、今後2~3カ月は1700前後(プロはこう読む)
2017/07/17 毎月分配投信、初の資金流出、上期、金融庁批判で。
2017/07/15 REIT下落続く、東証指数、1年10カ月ぶり安値、投信の購入減。
2017/07/13 REIT6月、投信、3カ月連続売り越し。
2017/07/08 REIT「官製相場」第2幕、地銀、金融庁指導でETFシフト、低収益銘柄にマネー(ポジション)
2017/07/06 国内REIT型、高利回りに資金――分配金、相対的に高く(投信番付)
2017/07/04 オフィス指数、安値、REIT1年5カ月ぶり、地価上昇警戒。
2017/06/27 REIT、7ヵ月ぶり安値、オフィスなど、市況悪化を警戒。
2017/06/19 REIT――三菱UFJ国際投信シニアファンドマネジャー梶井広行氏、指数、年内は1700が下値(プロはこう読む)
2017/06/14 米REIT投信の減配続く?――ファイナンシャルプランナー深野康彦さん、人気集中、高利回り確保難しく(家計のギモン)
2017/06/13 投信、REIT売り越し、5月147億円、「毎月分配」資金流出で。
2017/06/01 先進国型、IT関連が上位――米株指数の高値背景に(投信番付)
2017/05/27 REITに思わぬ売り手、毎月分配型投信が一転、金融庁の意向がアダに(ポジション)
2017/05/17 投信、根強い「分配信仰」、金融庁長官が批判で自粛でも…(金融取材メモ)
2017/05/10 投信改革と金融庁の役割(大機小機)
2017/04/28 デキュムレーション(十字路)
2017/04/11 投信、資金流入8割減、16年度、8年ぶり低水準、月々の分配金引き下げで。
2017/03/30 新興国債券型の資金流入額――「為替ヘッジなし」が上位(投信番付)
2017/02/01 ビジネスリーダー、テクノロジー、ライフ、マネー(日経電子版から)
2017/01/31 ビジネスリーダー、スポーツ、テクノロジー、マネー(日経電子版から)
2017/01/28 板挟みの毎月分配投信、金融庁「資産形成にそぐわない」、運用難でも根強い個人需要。
2017/01/18 ビジネスリーダー、ライフ、マネー、テクノロジー(日経電子版から)
2017/01/12 資金流入額上位の海外REIT型――昨年12月は一転流出に(投信番付)
2016/12/28 トランプ相場、個人ひと息――今年の成績、読者調査、4割が運用プラスに(M&I)
2016/12/03 投信積み立てで老後資金作り(日経マネーセレクション)
2016/12/01 毎月型投信の分配金、「過半は元本から」8割、低金利響き運用難。
2016/11/26 老後資産、減らさない技(日経マネーセレクション)
2016/11/12 毎月分配ファンド、安定性で選ぶ(日経マネーセレクション)

【カブドットコム証券】話題のサイバーセキュリティも!「本邦初ファンド取扱記念!キャッシュバックキャンペーン」

「ワールド・ビューティー・オープン」、「サイバー・セキュリティ・株式オープン」どんなファンド?

カブドットコム証券から「【カブドットコム証券】話題のサイバーセキュリティも!「本邦初ファンド取扱記念!キャッシュバックキャンペーン」の件名でメールがとどきました。この本邦発ファンド!いったいどんなものなのでしょう????ドキドキ!しながら本文をよんでみると…

旬なテーマに飛び乗れと題して、AI関連や美容関連の企業に投資するあたらしい投資信託2銘柄のPRでした。「ワールド・ビューティー・オープン」そして、「サイバー・セキュリティ・株式オープン」と、名称だけ聞くと、なんだか期待したくなっちゃいますよね。なので、ちょっとそれぞれについてみてみました。投資信託で何を買おうか?迷っている人がいたら判断の参考にしてもらえたらと思います。

ワールド・ビューティー・オープン


で、ワールド・ビューティー・オープン、カブドットコム証券のファンド情報の説明をみてみました。

日本を含む世界各国のビューティー・ビジネス関連企業の株式に投資を行う。ビューティー・ビジネス関連企業とは、委託会社の視点において、「人の美しさ」の向上に寄与する事業などを行い、今後の美容関連市場における成長の恩恵を享受すると考えられる企業をいう。株式への投資にあたっては、企業収益の成長性、財務の健全性、株価水準等を考慮して、銘柄選定を行う。原則、為替ヘッジを行わない。ファミリーファンド方式で運用。6、12月決算。

なんか、すごくいいこと書いてあるかのような気がしますけど、どうなのかなあ???一部のブランドの強い次代、相変わらずだと思いますけど。テレビ通販とか、みてるとユーグレナとかホソカワミクロンのとか、いわゆる資生堂のような業界の巨人みたいな会社以外の製品もあつかっているけど、店頭でみることってあんまりないような気がする。なにより、異業種と言えば富士フィルムも化粧品だしているけど、富士フィルム全体への業績、ひいては株価への影響ってどうなんだろう。どうせ、構成銘柄は海外もLVMHとかピノープランタングループのような、いつもの同じメンツになるんだろうなあって買う前からゲップがでてきちゃいますね。

サイバー・セキュリティ・株式オープン


このサイバー・セキュリティ・株式オープンですが、カブドットコム証券のファンド情報の説明によれば、

主として日本を含む世界のサイバーセキュリティ関連企業の株式に投資を行う。投資にあたっては、サイバーセキュリティの需要拡大および技術向上の恩恵を享受すると考えられる企業の株式の中から、持続的な利益成長性等を考慮して組入銘柄を選定する。アリアンツ・グローバル・インベスターズ・ユーエス・エルエルシーに運用指図に関する権限を委託する。原則として為替ヘッジを行わない。ファミリーファンド方式で運用。6月決算。

こちらも普通に、オラクルとかマイクロソフトとか、要するに時価総額が大きくて、簡単に株価が極端に上下にブレない銘柄への投資比重が高いんだろうなあってことが容易に想像がつきますね。

リーマンショック以後の市場の特徴として、全体があがっていればあがる、というわかりやすいインデックスの動きがありました。いままでの風向きがすこしかわろうという中で、個別のテーマは面白いとは思いますが、私のような貧乏人からすれば、こういう時こそ、ひふみ投信のようなファンドに運用をおまかせしたいですね。

 

運用会社は三菱UFJ国際投信、で、どうなの?


大企業だから仕方ないことなのでしょうけど、三菱UFJ国際投信って、旗艦ファンドはあるんですか?誰がどのファンドを運用しているんですか?その運用者の哲学は?そういうものがまったくみえないですよね。なんていうのかな。こういうファンドをつくってみたよ。投資家のみなさん、関心あるでしょ?!良かったら買ってね。オシマイ。

もちろん、こういう大手の運用会社も、運用担当者を前面に出して投資家に息長く所有してもらいたいと思っていた時代もありました。ですが、なんていうか、当時からそういう運用担当者のコメントを読んでも何もつたわってこないんですよね。結局、今はそんな風潮、ないですよね。

投信の運用会社にしてみたら、販売先のネット証券へのインセンティブというか、そのネット証券からの購入者に手数料のキャッシュバックキャンペーンをつけるような形で投資家の興味を引いてもらって、購入してもらって、残高を積み上げるしかないんでしょうね。で、そこから信託報酬を毎年徴収していくと。

この手数料無料とかキャッシュバックキャンペーンが主流になってしまった背景には、どの投信も構成銘柄が似てしまって、投資家がどれをかったらいいのか判断できない、ってこともあるかと思うんです。だから投資家は、結局、キャッシュバックキャンペーンに乗っちゃうわけですね。でも、冷静に考えれば、購入手数料が安いから買うんじゃあなくて、資産を増やしたいからリスクをとって、投資信託を購入するわけですよね。本末転倒です。購入手数料なんて、実際、たいした金額でもないわけです。そんなわずかな金額が惜しければ、投資なんかしないで預貯金においておくほうがいいわけです。

逆に、運用会社にしてみたら、この自分で選べない投資家の資金をキャッシュバックキャンペーンで呼び寄せるしかないんでしょうね。これって、このテーマがいけるとおもったら資金があつまりますが、終わった、とおもったら資金が逃げていくということでもあるわけです。この2本を紹介しているカブドットコム証券からして、「旬なテーマに飛び乗れ」と言っています。時期がきたら、「さっさと飛び降りろ!」って判断もしなきゃなりません。もちろん、飛び乗るのも飛び降りるのも自己判断、自己責任です。

 

で、この2つの投信「ワールド・ビューティー」、「サイバー・セキュリティ」はどうなの?


あんまり色物というかこういう、テーマ物には手を出さない、相場の天井面ではポートフォリオ分散がいいんじゃあないでしょうか?相場の天井ではよく会計不正が明らかになって、それが市況全体に冷や水をあびせるなんてことありますよね。だから、特定のセクターに偏った投資はリターンも期待できますが、リスクも結構たかくなるような気がします。でも、まだまだ相場もあがるという視点に立てば、サイバーセキュリティも美容もとっても有望ですよね。

ですが、いつだってお金の絡む話は自己判断、自己責任です。自分の意思で決断を下せない人は円の預貯金がベストなのはいうまでもありません。

日本株アルファカルテット、どうなの?設定の時点から投資家のことなんか考えてないファンド。

投信、何を買おうか迷ったら?ネット証券各社のランキングが参考になるかも?もうタイトルでおわかりのように今回は日本株アルファカルテット、チェックしてみました。ですが、まずは、先週末の楽天証券とカブドットコム証券の投資信託のランキングです。

まずは、楽天証券

つぎにカブドットコム証券

毎週、ランキングをみるたびにいろんな投資信託が出てきます。殆どは常連なのですが、クソファンドもちょこちょこ顔をだしています。

今回は、楽天証券のランキングに顔をだしている、日本株アルファ・カルテット(毎月分配型)をみてみようと思います。運用会社は、大和住銀投信投資顧問です。同社のHPをみると、

市場の非効率性を前提として、アクティブ運用により中長期的に安定的な超過収益を確保することが、当社の運用哲学です。これを具現化するために、以下を実践しております。

  • グローバルな視点に基づくファンダメンタルズ分析の実施
  • 組織的なアクティブ運用の遂行
  • 一貫した投資スタイルの堅持とリスク管理の徹底

とあります。ETFやパッシブ運用とよばれる指数連動型投信を運用している会社とは一線を画すぞ、というこころいきが伝わってくるかのようです。ななのに、正直、しょうしょうがっかりです。だって、今回の日本株アルファ・カルテット(毎月分配型)、ちょっとみてみましたが、例によってカバードコールで分配金の原資をとりにいく戦略をとっている、私の中のクソファンドの定義にぴったりはまっているんです。

比較用にチャートをのせますが、それにしても、アクティブ運用の意味がこの運用会社の人はわかっているのでしょうか?日経平均におもいっきり負けてますwww。

こちらが日本株アルファ・カルテットの運用開始日にあわせた日経平均。

で、下のチャートが、日本株アルファ・カルテットの設定来の基準価額の推移です。

日本株アルファカルテットの分配金を再投資にまわしたとしても、現在、基準化は128.95にしかなりません。つまり、1万円、投資して、払い込まれた分配金を再投資にまわしたとして、現在12895円にしかならないわけです。

 

同時期に日経平均は、13885円から、20055円に急上昇しています。20055÷13885=1.4443...と先ほどと同じ例でたとえるなら、1万円が、1万4400円程度にはなっていることになります。つまり、日本株アルファカルテットのベンチマークがどこにあるのかしりませんが、交付目論見書には、TOPIXのチャートをだしておきながら「TOPIXは当ファンドのベンチマークではありません」と書いてあり、不信感を感じます。こんなファンドに投資するくらいなら、日経225のETFをもっていたほうがずっと賢いことになります。

 

確かに、この日本株アルファ・カルテット、短期間で、配当利回りでみるとすごいんです。

100円×10=1000円。基準価額は4454÷4136=1.07…と7%上昇しています。たった10ヶ月で。これが一年だとしたら30%の利回りですよね。同時期の日経平均は、11月4日の引け値が16905円、8月4日が19952円ですから、ここだけみれば、分配金と基準価額の合計と、日経平均でみた場合は日経平均をアウトパフォームしています。

 

しかし、株式に投資しているはずの日本株アルファカルテットの基準価額の2016年4月から、2017年8月4日までの上昇率は、同期間の日経平均をかなり、下回っています。

 

してみると、こういう投資信託の理解はトレーディング感覚がよいのでしょうか?どうかんがえても、資産形成のために長期間保有し続けたら散々な結果になっているものばかりなのですから。基準価額が大幅に下がる。運用会社はこのままだと解約が相次ぐことになるから、分配金を増やす。その結果、基準価額はさらに下がるはず。ところが、足元の株高ですくわれている、そんな構図なのでしょうか?

毎月分配型投信の嫌なところは、買った時期、つまり、投資している期間というかタイミングでリターンが投資家間で大きくことなるってことにつきます。それが、日経平均とか市場の動きにそったものであればあきらめはつきます。しかし、このファンドのように、おそらくは運用会社の恣意で、分配金を増やし、低下した基準価額からみればすごくお得にみえる、そうやって資金をよびこもうとしているような気がして、短期の投資家にはよいのでしょうか、長期の投資家を目指す私には気持ちの悪いものにしか見えません。

カブドットコム証券の「米雇用統計相場を実況生中継」初アクセス!

カブドットコム証券にも口座を開いています。
で、いろいろなメールがおくられてきます。
そのなかに、「米国雇用統計相場を実況生中継」というのがありました。

なんでも…

井上義教氏(株式会社チャートリーディング)が、毎月第一金曜日の米雇用統計発表時間の約45分前から「直近~今後の主要通貨ペアの動向」「テクニカル分析のコツ」「チャートの見方」などを詳しく解説いたします。米雇用統計発表直後の緊迫した相場の実況生中継とチャートリーディングによる相場予測は必見です!!

開催日時:
2017年7月7日(金)20:45~21:45 (入室は20:15から可能)
※ スマートフォンからのご視聴も可能です。

内容:
「チャートリーディングで相場予測」
~今後の主要通貨ペアの動向は?~

だそうです。
で、どんなものかな?と思って、いま、アクセスしてみました。
そしたら…

残念!

終了した後でした。
こういうのって録画しておいていつでもみれるものなのかな?って思ってました。
違うみたいですね。

FXとかやっている人にとってはあたりまえなのかな?
私には違和感がある、というか…ま、ゆっくりノンビリですね。

楽天証券、投信が月々100円から買える?そんな…いくらなんでも

久々に楽天証券のHPにアクセスして見ました。もちろん、残高はありません。口座開設したのは随分、昔のことですから。

当時は株で億万長者を夢見てたのですが…。で、堅実に投資信託をチェックしようとしたら…。

な、なんと!!!

 

月々100円から始められるなんて!(;゚Д゚)エエー

最低買い付け額が1000円から100円に引き下げ、だそうです。しかも楽天証券で取り扱いのほぼすべての銘柄!

 

楽天証券で取り扱っている投資信託=日本で買えるほぼすべての投資信託といっても過言ではありません。う~ん、すごいことになっていますね!2200銘柄が対象だそうです。一つ一つ、みることなんか出来ないくらいの圧倒的な数です。

 

それだけ運用会社が楽天証券の抱える顧客の購買力を評価しているってことですよね。運用会社にしてみれば小口の資金にうまみを感じるとは思えません。ですが、たくさんの個人投資家を抱え、その声を代弁できる楽天証券の声を無視することはできない。そういう流れで、多くの運用会社が、(まちがいなく嫌々ながら)、応じたのではないかと思います。

 

口座、開いておいてよかった!100円以上、一円単位。つまり108円とかでもいいわけです。いろんな銘柄を買って自分でポートフォリオをつくってもいいかもしれませんね。他の証券会社はどうなんだろう?明日にでも調べて見ようと思います。