|投信直販?!長所・短所

投資信託の直販って何が違うの?

投資信託を買うためには、証券会社に口座を開く必要があります。というのが一昔前まででした。
今は、郵便局や銀行で投資信託を買うことができます。そして、投資家から資金を預かって運用する会社へ直接、口座を開いて購入することも可能になりました。このことを直販と呼ばれていたりします。証券会社や、銀行、郵便局での購入と何がちがうのでしょう?私なりにまとめてみました。

投信直販のメリットとデメリット

1専門知識

取扱っているファンド(=投資信託のこと)について、質問したら答えがきます。証券会社や銀行だって窓口で質問するといろいろおしえてくれるよ、って思った人、ヤバイです。彼らに質問しても返ってくる回答はどうとでもとれる無難なものです。一つの投資信託について、聞くと、あれこれ話してくれますが、じゃあ、こっちの○○と比べてどうなの?と重ねて聞いてみましょう。とたんに、マシンガントークは止みます。結局、どの投資信託にも共通の説明を一生懸命してくれているだけなのです。別の投資信託についても詳しい説明がきけるの?と期待して耳を傾けても、最初の投資信託との違いのみの説明ということになるとその投資信託について詳しい知識がなければ答えられません。ところが販売員というが窓口の担当者の手元の資料は私たちがネット証券でダウンロードできる月次報告書や目論見書のたぐいとかわりません。つまり、もっている情報は投資家である私たちとまったく変わりません。経済にたいする専門知識が私たちよりあれば、「ああなるほど」と感じるでしょう。ですが、最近の窓口の女性は、業務量が多いところに加え、非正規雇用が増えています。非正規雇用の人たちはお金にならないことはしません。時給で働いています。従って、経済の知識など、業務外で習得するような範囲の「宿題」はしないという前提でみた方が無難なのです。

随分、話が長くなりました。結論は、窓口の販売員があまりに知識がなさ過ぎます。彼女たちにくらべたら、直販の会社に口座を開いて質問をしれば、質問者の知識量に応sじて詳しい説明を受けることが期待できます。控え目にみても、証券会社の自称「投信専門デスクのスタッフ」よりははるかに詳しく丁寧です。

ただし、他社の投資信託については殆ど何もしらないでしょうし、仮に他社の投資信託がこのブログでこきおろしている毎月分配型投信のようなボロファンドだと知っていても他社のことには口をつぐみます。

2投信直販はプロのおすすめ

「プロのおすすめ」というのは、ちょっとわかりにくいかもしれません。そこで、「プロのおすすめでない投資信託」というものがあるのか?というところからかんがえてもらうと理解しやすいかもしれません。多くの投資信託は人気がないと、つまり、投資家の資金があつまらないとポートフォリオを維持できないため期限前償還という形で投資家に資金を返還してしまいます。たとえば2040年が満期の投資信託を買ったが、期限前償還となったため資金がもどってくることになった。その場合、当然、清算日の時価になります。利益が出ていればいいのですが、そうでないケースも多々あります。MENAって言葉、ご存知でしょうか?BRICSなんて死語みたいですが、その略語ブームの頃に、BRICSの次と騒がれました。たしか、中東と北アフリカだったと思います。今だったらかんがえられませんよね。「大人の事情」っていうのかな。会社も利潤を追求しなければなりません。落ちているお金を拾うためにつくったといっていいでしょう。

プロがすすめる投資信託というのは運用者自身が持ち続けたい。自分のお金だから本気で運用します。そういう商品です。となると運用対象は当然、リスクが低いものになります。投資対象も株だけじゃなく債券なども入ってきます。腰をすえた投資であると同時に、リーマンショックのような突発的で世界的なイベントに柔軟に対応するための機動性を持ったものになってきます。わかりにくいですよね。

プロが自分のお金を預けても良い、という商品は毎月分配型みたいなゴミではなく、一言で言えば、幕の内弁当のような少量ずつ、多種類はいったものになります。そのためその特徴がわかりにくいのがデメリットではあります。こういう商品は証券会社、銀行や郵便局の窓口では売れません。証券会社や銀行、郵便局の窓口で売られる投信は販売員にとって売りやすい投資信託です。そんな商品も期間を絞ればかなり良い成績がでます。「トリプル」と名のつくゴミファンドが今、旬なのもそうです。しかし、いつかはその本質がむき出しになると私は思っています。それがいつか、ぎりぎりのタイミングで売却しようというのはもう、トレーディングの世界ですね。そういう商品を好む投資家がいるから、MENAや毎月分配型とかETFとか、将来に備えた資産形成にとって最大の障害ともいうべきノイズが発生することになるんですね。

私は、タイミングをはかるような投資には関心がありませんし、リサーチにかける時間は最低限にしたい。だって、経済の勉強なんてつまらないし、世の中にはもっと面白いことたくさんありますから。その事前のリサーチとして過去の実績や参照となるインデックスは重要です。プロのすすめる投資信託のメリットというのは、どんな状況であっても対処する。資本市場つまり、現金、債券、株式を使って、リスクを最低限にする。そこからリターンを求める。ただ、低すぎるリターンは投資家の年齢によっては足りないかもしれない。だから幅をもうけた。そういった特徴があるとみてよいとおもいます。

3これからはじめるなら、投信直販も選択の一つに。

大きな戦争が終わった直後や、金融危機が起こって世界各国が緊急融資で信用収縮を回避しようとしている、そんなときははっきり言ってリスクのことを考える必要なありません。しかし、そんなに国際情勢はわかりやすくないですよね。経済も各国の財政が軒並み悪化し、右傾化が進む中で、金融緩和の継続が難しくなってきています。いまから始めるのであれば、私は直販している投資信託も選択肢の中に含めても良いかもとおもっています。

もちろん、直販している投資信託の中にはネット証券で購入できるものもあります。そういった投信はネット証券から購入すればよくて、無理して直販をしている投信会社に口座を開く必要はないとおもいます。